はじめに
息子(現在小学3年生)が小学校に入ったばかりの頃のこと。
まじめな性格の私は、「しっかり計画通りに!」と、毎日スケジュールを立ててタスクをこなしていました。
帰宅後の流れも無駄なく計画。
お支度ボードでやることを管理し、夕飯の献立は前の週に決めて、食材の準備まで完了。
そんな中、ある日突然、妹(当時年長)が咳をしはじめ、小児科へ行くことに。
その瞬間、すべての予定がくずれました。
その時のエピソード
小児科から帰ると、もう夕飯が始まっていてもおかしくない時間。
慌てて子どもたちをお風呂に入れ、予定通りの献立を急いで作り始めました。
「急いで!」「◯分までにこれして!」
そんなふうに声をかけながら、寝かしつけまで何とか完了。
でもそのあと、ふと立ち止まりました。
「あれ?今日、子どもたちと一緒に笑ったかな…?」
「私は、なんのためにこんなに急いでたんだっけ?」
そんな気持ちがこみ上げてきて、なんだか涙が出てきました。
気づきと変化
翌日も薬をもらいに小児科へ。
この日は思い切って、計画していた献立をやめました。
帰りにコンビニでレトルトのハンバーグを買い、
子どもたちと一緒にテーブルを囲んで食べることに。
準備も片づけもラクちん。
なのに、「このハンバーグ、今まででいちばんおいしい!ママありがとう!」なんて言われてしまって、なんだか拍子抜け。これで、いいの?
そのとき初めて、「計画通りじゃなくても、こんなふうにごきげんに過ごせるんだ」と気づいたんです。
「しょうがない日もあるよね」って口に出して笑い合えた時間のほうが、ずっと大事だなって思えました。
今の自分の工夫・考え方
子どもと過ごしていると、予定通りにいかないことの連続。
だから今は、「どうしたらごきげんに過ごせるか?」を優先するようにしています。
…と言いながら、つい焦ってしまう日もまだまだあります。
でも、そんな自分もまるごとOKにしていけたらいいな、と思っています。
おわりに
同じように、まじめでしんどい思いをしているママがいたら、
「たまにはそんな日があっても大丈夫」って伝えたいです。
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