子育てしながら、仕事や家のこともきちんとこなしたい。
でも、「ちゃんとやらなきゃ」が積み重なると、心も体も疲れてしまうこと、ありませんか?
私は、まじめな性格ゆえに「完璧にやらなきゃ」と自分を追い込みがちでした。
でもあるとき、ふと気づいたんです。
「これ、やめてもいいんじゃない?」
「ラクになっても、ちゃんと暮らせるんじゃない?」
そんな風に考えられるようになってから、心が少しずつ軽くなりました。
今回は、私が実際に“やめたこと”と、それによってラクになったことを3つご紹介します。
1. 食材の買い出しをやめた
以前のわが家は、毎週末にスーパーでまとめ買い。
私は事前に買い物リストを作り、売り場順に並べ直すほどの徹底ぶりでした。
でも、子連れの買い物は思い通りにならないことばかり。
- トイレに行きたい
- お菓子コーナーが先がいい
- 冷凍コーナーは寒いから行かない
予定通りにいかず、疲れて帰ってくるのが毎回のパターン。
今は「生協+ネットスーパー+ふるさと納税」
- 生協:1週間分をまとめて注文(冷蔵庫チェックしながらでムダ買い防止)
- ネットスーパー:急ぎの牛乳・果物などに便利
- 楽天など:日用品をまとめ買い
- ふるさと納税:ティッシュやトイレットペーパーをストック
週末に「絶対買い出しに行かないといけない」という縛りがなくなり、
家族と過ごす時間や、自分のリフレッシュ時間が増えました。
2. 洗濯物をきれいにたたむのをやめた
洗濯乾燥機を導入してから、乾いた服をそのまま使うことも増えました。
でも以前は、きっちりたたんで収納するのが当たり前だと思っていたんです。
- なるべくシワのないようにたたんで
- 靴下はペアで揃えて
- 個別、アイテム別にして引き出しにいれる
でも、子どもたちは、気に入った服ばかりをすぐにまた着る。
何度もたたみ直すことに、「これって本当に必要?」と思うようになりました。
今は“ざっくりポンポン収納”
今はアイテム別に引き出しやボックスを分けて、
「たたまずポン!」のスタイルに。
誰も困らないし、畳むストレスゼロ。
洗濯が“完璧にこなす家事”から“気楽な習慣”に変わりました。
3. 掃除を毎日きっちりやるのをやめた
以前の私は、曜日ごと・月ごとに掃除リストを作りこんでいました。
- 火曜はキッチン、木曜は1階と2階の掃除機、月はじめは○○、第3土曜日は○○など
「リスト通りにやらなきゃ!」と、毎日が義務感だらけ。
でも、子どもの体調や用事でズレ込むと、どんどん溜まってプレッシャーに。
せっかくの休日も、「掃除しなきゃ…」と心が休まらない日が続きました。
今は「1か所だけ掃除」でOKに
- 平日は“気づいたところを1か所だけ”
- 週末は“時間があればまとめて”掃除
- トイレや洗面台は“ついで掃除”でサッとキレイに
「全部やらなくてもいい」
「気づいたときにやれば大丈夫」
そう思えるようになって、心の余裕が生まれました。
おわりに:「やめる」は悪いことじゃない
“まじめ”は、長所でもあるけれど、
自分を苦しめてしまうこともあります。
- ちゃんとやらなきゃ
- 完璧にしなきゃ
- 抜けがあったらダメ
そう思いすぎて疲れてしまうくらいなら、「やめること」を選んでもいい。
それは「サボり」じゃなくて、「自分を大事にする選択」です。
このリストが、同じようにがんばる誰かのヒントになりますように。
今日も、ごきげんな一日になりますように。
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