はじめに
毎日、子どものこと・家のこと・仕事のことで1日があっという間に過ぎていきます。
「自分の時間なんて全然ない」と感じているママも多いのではないでしょうか。
わたしもそのひとりでした。
子どもが小学生になっても、朝から晩まで慌ただしく、気づけば1日が終わっている…。
でも、少しの工夫で“自分時間”は意外とつくれることに気づきました。
この記事では、子育て・パート・家事をこなす中で、
実際に私が意識している「1日の中で無理なく自分時間をつくるコツ」を紹介します。
忙しい毎日の中でも、自分を大切にするヒントになればうれしいです。
1. 自分時間がないと思っていた頃
子どもが生まれてから、1日があっという間に過ぎていきました。
朝起きてから寝るまで、常に何かをしている。家事、仕事、子どもの支度、習い事の送迎…。
気づけば自分のことを考える時間なんて、ほとんどありませんでした。
「今日も何もできなかった」「1日が終わるのが早い」
そんな日々を繰り返して、だんだん気持ちに余裕がなくなっていきました。
もともとまじめな性格なので、「自分のことは後で」「ちゃんとやらなきゃ」と思って頑張りすぎていたんだと思います。
でも、完璧を目指そうとするほど、疲れてしまう。
子どものためと思いつつ、自分に余裕がないと笑顔が減り、子どもとの時間まで少なくなってしまい、悪循環になっていました。
そんなときに、「少しでも自分の時間を持つだけで気持ちが違う」と感じるようになりました。
2. 時間を区切って考えるようになったきっかけ
子育て中は、1日がひとつながりの“長いタスク”のように感じてしまうことが多いと思います。
私も「一息つけるのは子どもが寝てから…」と考えていた時期がありました。
でも、その考え方だと、結局どこまでいっても“自分の時間”は後回しになってしまうんですよね。
そこで意識を変えたのが、“時間を区切って考える”ということ。
「朝の支度の前」「通勤時間」「寝かしつけのあと」など、
ほんの10分でも、自分のために使える時間を小さく切り分けて考えるようにしました。
「まとまった時間がないと何もできない」と思っていたけれど、
たとえば5分でも“自分のため”に過ごせるだけで気持ちが違う。
それをきっかけに、気持ちに少しずつ余裕が生まれていきました。
3. 私の自分時間のつくり方
「自分時間」と聞くと、カフェで読書したり、映画を観たり…とまとまった時間をイメージしがちですが、子育て中はそんな時間はなかなか取れません。
私が意識しているのは、「日常の中のすきま時間を、自分のために使う」ことです。
たとえば通勤中。
私はバスや電車を使っているので、その時間をYouTubeで勉強したり、ToDoを整理する時間にしています。
少しでも自分の頭を整えるだけで、仕事中の効率も違ってくる気がします。
帰宅後は、こどものお迎えまでの10〜15分を夕食準備や洗い物の時間に。
ほんの少しでも先に手をつけておくと、夜に自分の時間をつくりやすくなります。
夜は、子どもたちをできるだけ早く寝かせるのが鉄則。
私が早起きすると一緒に起きてしまうので、朝ではなく夜に自分時間をつくるようにしています。
子どもが寝たあとは、動画を見たり、やりたかったことをやる時間にします。
ほんの30分でも、「自分のための時間」として過ごせるだけで、気持ちが整います。
4. 自分時間を続けるために意識していること
「自分時間をしっかり取ろう」と思うと、なかなか続きません。
子どもが寝る時間が遅くなったり、家事が残っていたり…。
毎日決まった時間を確保するのは、現実的には難しいですよね。
そこで意識しているのが、「まとまった時間をとろうとしない」 ということ。
10分でも、すきま時間を見つけたら思いきり自分のために使うようにしています。
私はまじめな性格なので、家事が残っていると「やらなきゃ」と思ってしまい、
つい自分の時間を後回しにしていました。
でも、「たった10分だけは自分のために使おう」と決めると、
不思議とその10分がすごく貴重で、リフレッシュになります。
そして気づいたのは、自分が満たされると家事もはかどるということ。
短い時間でも“自分を優先できた”という満足感が、
その後の動きや気持ちの余裕につながっていくのだと思います。
5. おわりに
「自分の時間なんてない」と思っていた私ですが、
ほんの少し意識を変えるだけで、日常の中に小さな自分時間はたくさんあることに気づきました。
子育て中こそ、自分の時間を持つことが大切。
それは、家族のためでもあります。
ママがごきげんでいられることが、家庭の空気をやわらかくしてくれるからです。
わたしは自分のこのスタイルに気づくのにものすごく時間がかかりました。
この経験が、少しでもだれかのごきげんにつながりますように。

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