はじめに
小学校に入ると急に増える「プリント」の数々。
学年だより、行事予定、提出書類…。
最初はまじめに、ファイルに分けたり、スキャン保存を試したりしていました。
でも気づけば、「片づけること」が目的になって、余計に疲れてしまう日々。
そんな私がようやくたどりついた、「シンプルで自分に合うプリント管理術」を紹介します。
スキャン保存、やってみたけれど…
一度は試した「プリントのスキャン保存」。
でも、保存するという作業自体が手間で、「あとでやろう」と思ってどんどん溜まる…。
しかも、いざ資料を見たいときには「やっぱり紙のほうがラク」と気づきました。
→ わが家では、結局“紙のまま管理”が合っていると実感しました。
不安で捨てられなかった1年目
息子が1年生のときは、すべてが初めてで心配も多く、
「あとで何かあるかも…」と、プリント類をほとんど捨てられませんでした。
とにかく不安で、「1年間は全部とっておこう」と保管。
でも、翌年の処分作業が本当に大変でした。
名前が書かれたプリントをそのまま捨てるのが気になる私は、
細かくちぎったり、スタンプで隠したり…。
時間と手間がかかりすぎて、「これは続けられない!」と実感。
それからは、「これは今後見返すか?」を基準に、すぐ処分する習慣をつけるようになりました。
提出物は“5分ルール”で管理
提出物は、届いたその場で対応するのがいちばん確実。
そこで、わが家では「5分ルール」を採用しています。
- 5分以内に記入できる書類は、その場でサッと記入して連絡袋へ
- 5分以上かかりそうなものは、キッチンの一時置きスペースへ
ポイントは、かごや収納には入れず、目につく場所にそのまま置くこと!
どこかに“しまう”と、見えなくなってそのまま忘れてしまうからです。
キッチンには以下の3点を常備:
- ボールペン
- 印鑑(シャチハタ)
- 個人情報保護スタンプ
これで「記入しなきゃ」と思ったときにすぐ動けるようにしています。
個人情報保護スタンプはこれを使っています!
学年だより・時間割は壁に貼る派!
学年だより:子ども別に貼り出し
クリップボードを壁に取りつけて、子どもごとに個別掲示しています。
さらにこだわっているのは、名前・クラス・出席番号をテプラで貼り付けていること。
出席番号って意外とすぐ忘れてしまうので、提出物に記入するときにも便利!
フックにかけてつかっています。
時間割:学校グッズの近くに壁掛け
時間割は、学校用品をまとめた収納のすぐ近くに壁掛け。
ランドセルの準備の流れの中で自然と確認できるので、親も子どももラクです。
こどもも簡単に取り外しができるように、バインドホルダーに挟んでいます。
マグネットで簡単に挟めるのでおすすめです!
子どもの絵などの作品も一時的に飾ることができるので、いくつか使用しています。
スマホでプリント管理の補助も
出先でプリント内容や時間割を確認したい場面もあるため、
毎週配られる時間割は、写真に撮ってスマホのメモアプリに保存しています。
- 差し替えのタイミングで撮影し、先週の写真は削除
- 行事のお知らせなどは、終わったらアプリから削除
ためこまず、常に“最新の必要なものだけ”を見るように意識。
紙とスマホ、それぞれの特性を活かして使い分けるようにしています。
まとめ:プリント管理で大切にしていること
- スキャンや細かすぎるファイリングはやめた
- 提出物は「5分ルール」と“見える場所”の活用で忘れない
- 書きやすい環境(筆記用具・印鑑セット)を整える
- 学年だよりや時間割は壁に貼って“自然に目に入る”ように
- 不要なプリントはためずに、その場で処分を習慣化
- スマホでの写真管理も取り入れて、出先でも確認できるように
まじめに完璧を目指すよりも、自分の暮らしに合う“ちょうどいい仕組み”を続けること。
それが、無理なく心地よく暮らすためのヒントになるかもしれません。
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